自分が創ったルール・観点から自由になり、思った通りに生きる方法
「0=∞=1」的 Life Style




マインドームの継承と日本の未来

こんにちは。

 

 

 

今日は、”母をみていて思うこと” です。

 

 

来年、91才になる母と同居しています。

 

娘の私がみていて思うことは、

加齢に伴い、今まで普通にできていたことが

少しづつ、少しづつ、

いろんなところで本人の思うように、ならなくなっているらしい。

 

体力、気力、記憶力、認識力。。。その他。

 

思春期を戦争の真っ最中で経験した母は、

私が子供の頃はかなり厳しく、

そして忍耐強く、なんでも教えてくれる賢い母でした。

 

母のイメージは「強い人」。

 

そのイメージと対照的な

歯がゆそうな母が、今、そこにはいます。

 

時代は流れ、

携帯やPCなどが当たり前に身の回りに溢れてきて

私たちでさえ漢字が咄嗟に出てこなくなったり、

電気の消し忘れなど、

小さいうっかりは誰にでもあること。

 

なのでしょうが、

彼女にしてみたら、それらがかなりがっかりな出来事のようで

老いていく自分を1つ1つ認め、

受け入れていかなければならない作業となっています。

 

 

できない自分に、自分で声をかけてあげている母をみる度に、

その姿がとても愛おしくチャーミングに私の目に映る。

 

最初は ”おもろいなーーー” と思っていましたが、

そのうち、なんて声をかけているんだろう?って気になってきて(笑)

そーーーっと耳を澄まして聞いてみると。。。

 

 

「しっかりしろー、秋葉さん」と、

ナント!自分で自分を励ましている(笑)

 

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私の人間としての基本となる判断基準を、この人(母)が創ってくれた。

 

価値基準、生活習慣、関係性構築の仕方、コミュニケーションの仕方、

物事の捉え方、使う単語のレベルからタイミング、動作まで。。。

 

 あぁ、この人の血が確実に流れているんだなぁ。。。としみじみ。

 

 

 

私でその血も途絶えてしまうけど、

そのことについてはどう思っているのだろうか。

果たして、母が思い描いた娘であっただろうか。

 

 母の精神の強さ、粘り、真面目さ、正義感、自分に正直であること、

これらを上手に母からいただいた。

 

日本の礎として今の私たちの生活の基盤を創ってくれ、

この時代を生き抜いてくれた同じ人間同士・仲間として、

母の強さを

未来を創造していく力に変えられる賢さとして使えるよう

自分自身のあり方を今一度、見直してみたい。

 

 

そんなことを考えさせられる、最近。。。